2009.06.03 ピンレッジつづき

こんばんは のじでんです。
前歯が無くなってしまった方が治療にいらしてました。両脇は無傷の歯という事もあり、最近ではインプラントをすすめられる事が多くなったようですが、このケースでは外科処置ができないという事情があり、苦肉の策として内側のみを必要最小限切削して、十分接着効果が出るようにピンを形成するという方法をとりました。
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歯のない部分は、根の先の破片のような物がのこっておりまして、これが除去から数ヶ月後
歯肉の形はいまいち良くないのですが、この辺りは麻酔ができない関係上改善はしにくいですね。幸い唇のラインが下の方なので、ここまで見える事はすくないですけど。
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同じ接着性ブリッジでもオールセラムのものでもよいのでは?というラボからの打診もありました
そのほうがより美しいのでしょうけど、ここは無難にメタルでの修復とさせていただきます。
本当に大丈夫かどうか人工歯を両側で貼付けたままでしばらく様子をみて、外れない事を確認
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本来この位置の両側の歯に、ピンを形成すると日本人では露髄してしまうということをききましたが、幸いこの方は歯髄が狭窄しており、舌側を無麻酔で形成できました。
この場合はフリーハンドでは形成できないと判断し、平行に削る為の装置を作成
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形成が終わったところ
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形成もむずかしかったですが、型取りはもっと難しかった
ラボとのやり取りで、何回か型取りをとりなおします。 でもおれない、妥協しない。
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もう一つの問題は色調、色々な角度や、光源の方向から撮影
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そうすると普段見えなかった、クラック(ヒビ)や色合いの微妙な変化が・・・
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技工士さんのご尽力でここまでの適合を得る事ができました
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正面の状態
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by nooji1 | 2009-06-03 00:03 | マイクロスコープ | Trackback | Comments(0)

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