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2008.08.05 黒岩 勝先生論文抄読

こんにちは のじでんです。
 黒岩勝先生の抄読会を最近黒田勉強会で行っておりまして、次回の会の準備も時間を見つけてやっておきます.歯界展望昭和58年1月に発表された「適正な歯磨圧の指導をどうするか」を読みました.歯ブラシ圧をどのように診断して、指導するかという事を論じてありました。 
 メーカー主導の「ブラシが開いたら交換しましょう」という考え方を誤りと論じ、開くまでの過程を診断、指導の内容とする論調を展開させておりました.
歯ブラシにも製品によって、違いがあるというのは30年たった現在でも起こりうる事なのでしょうか、疑問におもったのでさっそく・・・
 
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H社製の歯ブラシ ナイロン毛でシステマのように毛先が細く処理されています.
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およそ3ヶ月後毛先です。開いていないのですが、細く処理された毛先はかなりダメージをうけ、おそらく刷掃効果は新品よりもおちてしまいます。
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O社製 ポリブチレンテレフタレートでできている。歯ブラシ
3ヶ月の使用この両者のブラシ圧が強いかどうかは同じ人が同じ期間つかってみてどうかということを検証する必要があります.

by nooji1 | 2008-08-05 12:40 | マイクロスコープ