2010.04.29 最近読んだ本

岩波新書 「外科医と盲腸」 大鐘稔彦 著

日本人の証であるかのような右下腹部の傷
虫垂炎=盲腸炎→「盲腸」を切り取る手術という国民に浸透した間違いを非常に分かりやすく解説してありました.
 「たかがモウチョー」でも鑑別診断は実は難しく、術前の診査と診断がいかに重要かが伺える内容です。
文中に出てきたエピソードとして印象深かったもの。
モウチョー専門医の算術
 著者の医学書の読者がのべた「貴著冒頭の数章はもっぱらモーチョーの話に終始、興味且つ感嘆しつつ拝読しました。それというのも抽宅の近くにモーチョー専門医を自称されモーチョーの手術が大変上手だということで評判を撮っておられる先生がおられるからです」に対し苦笑を禁じ得なかったとの事でした.

おそらくこの盲腸専門医は、ほんの2センチ程度の小さな傷から虫垂を引っ張りだし、ほんの15分程度で手術を終え、入院も4~5日でおしまいという謳い文句でPRし、モーチョー博士の異名を取っているのではないかと想像された。
手術費用や、手術時間も胃の手術(単純な胃切)より手軽で、虫垂切除のほうがはるかに気楽でこれを多くこなした方が実入りがよい。
 かくして、恐らく、自費診療が健康保険制に代わった1990年代後半から、アッペは個人開業医あるいは民間病院の格好のドル箱的収入源とみなされ、「右下腹部痛」を訴えてかかるクリニックや病院を訪れた患者は片っ端からきられていったものと推測される。というくだり。(一部要約)

歯科業界にもにたような事があるのではないだろうか?

虫垂が人体の免疫を司る重要な臓器であること。他の疾患との鑑別診断が非常に重要で「右下腹部というのは人体の言うなればスクランブル交差点のような場所」であること。
外科においては、数多の疾患をこなす事のできる専門医集団が連携する病院の存在は数少ない事をを述べておられました.特に時間のない要外科手術症例においては、深く広い経験のある外科医という存在の重要性を述べておられました.
著者の若い頃の失敗談なども興味深く、小説やドラマになってもおかしくないのではないか?と思わせる。文章の秀逸さを感じました.
調べたところ大鐘先生は、現在淡路島で僻地医療に従事されており小説も執筆されているとの事でした.
また小説「孤高のメス」は今年の6月に映画化が決定されているそうです.
http://www.kokouno-mes.com/公式サイト
http://twitter.com/kokounomesu twitter公式アカウント
http://www12.plala.or.jp/takayama-roran/
ブログも存在しました.
ちょっとこの先生のファンになりました.
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by nooji1 | 2010-04-29 20:59 | | Trackback | Comments(0)

2010.04.25 磨き方が悪い?製品が悪い?

先日の患者さん
ご来院前に洗口スペースで歯磨きをしてから、チェアーに入っていただきました.
歯ブラシ指導の為に、先ほど使っていた歯ブラシをお預かりして毛先が開いてるのを一見して
(もともと、術前の写真ですこしオーバーブラッシング気味を見ていたというのもあるのですが)
「1週間くらいお使いになられているものですか?」と聞いてみたところ。不可思議な顔で
「今さっき買って、1回使っただけです。」との事。ちょっと驚きました.
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御持ちいただいたのはOra2。確かに毛先が劣化しております。
しかしたった一回でこんなになってしまうものなのでしょうか。
ブラッシングは洗口スペースで行われていた模様を遠目に見る限りは、それほど過大な力で磨いている様にも見えませんでした.
多分過大なブラシの圧力、ストローク等が原因とはおもうのですが、誤診もあり得るのでブラシの損耗の様相についてはこの製品を使っての検証が必要そうです.
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by nooji1 | 2010-04-26 23:11 | 歯磨き | Trackback | Comments(0)

2010.4.25 妻と散歩

日曜日を利用して、のじでん妻と買い物にいってきました。
秋葉原 神田川を船が通ってました.
なんでしょうねコレ
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by nooji1 | 2010-04-25 00:12 | Trackback | Comments(0)

2010.4.21 接着

前歯のラミネートベニア
ラミネートベニアは通常は歯の前側をつけ爪のように覆う方法です。
術前
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セット後 セメント硬化中なのでバリがついていますが、このように唾液ができるだけつかない状態にしてセットします.
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by nooji1 | 2010-04-22 22:17 | 虫歯 | Trackback | Comments(2)

2010.04.17 救歯塾

今年もはじまりました。 
第一回目は「プラークコントロール」
ドクターのセミナーでプラークコントロールを題名に取り入れたものをみることがありません。普段これを口にしない事はほとんどない筈なんですが。
もくあみ会でお会いした先生もちらほら・・・。皆さんの熱意はすごいと思いました.
発表中に出てきたケースでは伊藤先生の24年経過症例に感動しました.
永い期間患者様とおつきあいしていてトラブルが皆無なケースはまれです.
それでも臨床記録が残っていてそれをケースプレとして発表する事ができるという凄さ。
今回は、新卒の衛生士を連れて行ったのですがこのようなケースを見せる事ができてよかったと思います.
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by nooji1 | 2010-04-18 22:52 | 勉強会 | Trackback | Comments(3)

2010.04.14 救歯会例会

月一回の救歯会例会の日でした.
先日の火曜会55周年記念講演の影響は少なからず影響を及ぼしていると思いましたが、活発なディスカッションが行われました.
写真は発表直前の第三演者 岐阜のK先生ですが、緊張が伝わってきます.
彼とは2003年から知り合いましてもうすぐ10年になります。
いつものじでんの想像の斜め上をいく活躍をする。
今回の発表は移植を用いて欠損形態の改変をおこなったケースでした。
すばらしかったです。
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by nooji1 | 2010-04-14 00:06 | 勉強会 | Trackback | Comments(2)

2010.04.13 のじでん妻誕生日

こんばんは のじでんです。
13日はのじでん妻の誕生日でした。
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なにをプレゼントしようか悩んだんですが、
お花とCDをプレゼントしました.
CDとは何かというと・・・。
http://www.suzukikei.biz/
オリジナル曲の作曲をしてくださる方がいるのです。
これは凄い!1分40秒の曲でしたが感激でした。
花束は、アンジェリカさんにおねがいしました。ありがとうございました!。
http://www012.upp.so-net.ne.jp/angelica/index.html
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by nooji1 | 2010-04-13 23:52 | 家族 | Trackback | Comments(2)

2010.04.13 気分転換

仕事終わりに、鎌倉に遊びにいってきました.
鎌倉プリンスホテル
http://www.princehotels.co.jp/kamakura/
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江ノ島を撮影したつもりだったんですが、隣に富士山写ってました。モニター見るまで気づかなかった!
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前日まで雨が降っていたので、風邪気味ということもあったのですがリフレッシュしますね。
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4月ですが、サーファーの方が多くいました。
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帰り道は江の電(多分はじめてのりました。)
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by nooji1 | 2010-04-13 00:00 | Trackback | Comments(0)

2010.04.11 バリアー

デンタ300のハンドルは丸い形をしております.
グローブをした手で触る部分なので、バリヤーをしたいとつねづね思っておりました.
「もしからしたらアレがぴったりなのでは・・・」
とおもってつかってみたら、ぴったり入りました.
アレとはなにかというと、美容院でカラーリングの時に使う耳カバーですね(笑)
知り合いの美容師さんに仕入れてもらいました。
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by nooji1 | 2010-04-12 23:47 | マイクロスコープ | Trackback | Comments(0)

2010.04.10-11 もくあみ会2日目

昨日の演題発表とは違い、全体会では昨年に引き続き
「続keytoothを考える」 という題名で参加者から呈示されたケースを分類して傾向をディスカッションする会となりました.
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昨年は
keytooth は
遊離端を防止する
欠損の拡大を防止する。
顎位を保持する
など無くなった歯の数によって, keytoothの意味合いや役割が変わるというお話だったかと思います.

今年はより、keytooth を意識することとなる多数歯欠損症例にケースをしぼって呈示し、その傾向を探りました.
傾向としては
喪失した歯の数が多くなるにつれて
欠損の偏在が多くなる傾向がある.
3番、8番の存在が大きいという点
下顎前歯はだいたいにおいて残っているという点
犬歯を失っているケースでは片側処理が難しく、対側へ設計をのばす必要性が出てくる事
などがあったようにおもいます。
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会を進行していた執行部のお三方、火曜会の気鋭の先生です。ちょっとかっこいいスリーショットだったので
載せちゃいました. 問題あったらそおっとメールください(笑)

来年も参加したいと思います.ありがとうございました.
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by nooji1 | 2010-04-11 13:33 | Trackback | Comments(0)