2011.11.30 セメントのフロー(終)

被せものや詰め物の間に入る接着剤がどのくらい伸びて薄くなるかをはかっております。
最後のセメントはサンメディカル スーパーボンドC&B
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同一条件で練和、加圧したもの、色はティースカラー。みた感じはかなり薄く向こう側が透けるくらい伸びています。またMMA系なのでアクリルの板と完全に接着してしまっています。
このセメントの弱点は操作中に手間取るととんでもなくフローが悪くなり修復物が浮いてしまう事。混和してすぐにセメントアップできれば
非常に良い結果が出そうです。
測定結果はN=6で、平均が15.25µm 標準偏差が8µmでした。
測定した3種類では一番薄くなりましたが、テクニックセンシティブということもわかりました。
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by nooji1 | 2011-11-30 19:45 | Trackback | Comments(0)

2011.11.28 セメントのフロー

前回の続きです。 詰め物や被せものの間に入る接着剤の厚みがどのくらい薄くできるかを検証しております。
3Mのビトレマーセメントのファストタイプ
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比較的薄くのびます。操作自体は簡単なセメントなので練和はこんなもんかと思います。
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こちらも試験体をはがす事ができたので、セメントを直接測ってみました。
結構厚いですね。 カタログデータだと18µmとありましたが、咬合力程度の圧力だとこのくらいまでしか伸びないようです。
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by nooji1 | 2011-11-28 16:01 | Trackback | Comments(0)

2011.11.26 エリートセメントの被膜あつさ

今度は試験体を割ってしまう事なくセメントを挟んで加圧する事ができました。
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プレス機の下の部分に4cmくらいの鉄の塊をおいて底上げしています。
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加圧した結果 さすがに透けるほどではないですね。
エリートセメントは接着しないので、外した後のセメントを直接測る事ができました。
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何回かやっていますが、このくらいの厚みになったものでも・・・。
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このくらいあるようです。うまく練和できるともう少し薄くなるかもしれません。
ほかのセメントは接着性のあるものなので、この2枚のアクリル板の厚みを測ってセメントをはさむ前の厚みと比較して、咬合圧でどのくらい薄くなるかを測定していきます。
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by nooji1 | 2011-11-26 14:46 | Trackback | Comments(0)

2011.11.24 セメントのフロー

こんばんは のじでんです

以前失敗していたセメントの被膜をはかる実験の続きです。
セメントは詰め物や被せものの間に入るもので、厚みがあついほど終わった後問題をおこす。(セメントが溶けでて2次虫歯になったり・・・)
使っている製品がどのくらい薄くする事ができるかをみたいとおもっています。説明書にはかいてありますが、実際はどうなんだろう?
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前回は試験体を割ってしまったので今回はアクリルにしてみました。
試験体自体の厚みを測定中
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by nooji1 | 2011-11-24 10:00 | Trackback | Comments(0)

2011.11.19−20 歯周病治療のセミナー

土日をかけて多門の歯周病治療のセミナーをうけてみました。
全3回のコースで次回が最終回です。
基本的な部分のセミナーという事で比較的若い先生方が多く参加されておりました。

歯周病治療に関する基本事項の再確認もそうですが、講演者のスライドの構成や
どのように説明をするかなども最近では興味の対象です。
違和感のない内容でしたが、唯一いただいたプリントで強烈な違和感を覚えたのがこれ。
抜歯基準のチャートだそうで、米国の歯周病学会発だそうです。
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治療費が懸案事項に入っているのがいかにもアメリカらしいです。 
その代わりに年齢や欠損形態に対する配慮がない。
傷ついた歯を残そうとして経過が悪くなったら患者さん先生共々、トラブルになるのが嫌だから明確な抜歯基準をつくって抜歯をする。一見正しいようにも聞こえますが、これが具玩化されてしまうとこんな恐ろしいチャートになるんですね。 午後の講師の先生はまったく逆にこのチャートや基準を全否定されておられたのも興味深く拝聴しました。
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by nooji1 | 2011-11-21 13:25 | 講演会 | Trackback | Comments(0)

2011.11.15 黒田勉強会

月一回の院外勉強会に参加して参りました。
症例検討3例 論文抄読 3時間ほどの勉強会です。

論文抄読は 昭和50年歯界展望
「続Hanauの咬合器に聞く(上)」
30年前の商業誌はまるで学会誌のようです。というかこの頃の展望が本当にすごい。
ここ数回難解な論文がつづいています。 
とりわけ理解が困難だったくだり。
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何回かよんでみてようやくわかりました。
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「顆頭間距離の調節とは、生体の側方運動時にその顆頭間軸上で真横に動く点を探しているということになる。」
というのはこういう事ですね。
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by nooji1 | 2011-11-16 11:12 | 勉強会 | Trackback | Comments(0)

2011.11.13 塾最終回

毎年お世話になっております 。救歯塾も本日で最終回でした。

今年はテーマがコーヌスクローネだったせいか、受講者も最終回ケースプレゼンのエントリーも
とても多く盛況でした。 方々の勉強会の先生方が会したというのもあるかもしれませんが、とてもレベルの高い発表内容だったかとおもいます。
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by nooji1 | 2011-11-13 19:40 | Trackback | Comments(0)

2011.11.11 新しい撮影用ミラー

以前口腔内撮影用ミラーが割れてしまったというお話を書きましたが、新しいものを購入しました。
Ref97という製品です。ミラーの反射率が97%という事を意味しているのでしょうか?
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開封してみると ・・・。
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専用の袋がついてますねこれはありがたいです。
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とても薄く感じます。知人から聞いてはいましたがここまで薄いとは・・・
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以前使っていたミラー(上)との比較。
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ストロボを焚くとわからないのですが、若干向こう側が透けます。 このままこのガラスのテーブルにパタンっとやっただけで死んでしまいそうな予感(笑)
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しかし明るい! 肉眼でみても明るさが違います。もともとミニリングの光量不足を少しでも補う目的があるのでしょうか? SIGMA のストロボだと明るすぎてしまいます。 たまらずシャッタースピードをあげて対応しました。
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by nooji1 | 2011-11-11 15:13 | Trackback | Comments(0)

2011.11.09 スケーラーの形態

歯石を研ぐ器具「スケーラー」の先端です。
歯の表面についた硬い歯石をとる為には刃の部分がよく研げていないときれいにとる事ができません。
スケーラーを研ぐほどに先端は細く短くなっていってしまいます。歯肉の中にいれて操作するものなので
できるだけ歯石をとる部分以外は鋭くないように形態を注意していかなくてはなりません
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以前はこんな感じに研いでました。先端がだんだん細くなってきている事がわかるかと思います。
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あたらしい研磨の方法で何回か研磨したもの
刃の部分以外にもこのように先が細くならないように研磨を工夫しています。
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by nooji1 | 2011-11-09 11:57 | Trackback | Comments(0)

2011.11.04 実験失敗

こんばんは のじでんです。
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前に行っていたセメントの被膜厚さの検討の続きです。
臨床的にセメントがどのくらい薄くする事ができるのかを検討する事にしました。
あくまで臨床的に検討したいので、咬合圧に相当する圧力でどのくらいまで薄くなるのかを検討します。
大臼歯の咬合面に60kgfの加圧をしてセメントアップしたと仮定して・・・。
60kgf=600N
1Pa=1N/平方メートル
600N/平方センチメートル=6MPa
基本はリン酸亜鉛ということで・・・。
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練和時間と練板温度を測定しつつ練和開始。
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練板から2センチくらい糸を引くくらいのフローになったら・・・。
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ガラス板に間に0.2g計って挟みます。
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ガラス板2枚目をのせて
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これを油圧プレスにのせて6MPaまで加圧します。 本来義歯用のプレスの為隙間が多く、下敷きに本をのせてます。ちなみにタイトルはナポレオンヒル著「思考は現実化する」
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6MPaまで加圧してガラス板2枚の間の距離を測る企みですが。
加圧した結果・・・。
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ガラス板が割れちゃいました(笑)
下敷きが柔らかい本だったからのようで思考は現実化しませんでした。(笑)
試験体がガラスでなければ良いのでしょうけど、適合試験材の透け具合なども検討できるかというスケベ心も仇になったようです。
次は下敷きは本じゃないものにしよう。
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by nooji1 | 2011-11-05 00:53 | Trackback | Comments(0)