2016/02/27-28 もくあみ会

年に一度の勉強会 もくあみ会に参加して参りました。
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今年は3年ぶりの発表もあり、1ヶ月ほど前から準備で非常に憂鬱な日々を送っておりました。
カルテを見返して
そのとき考えていた事を思い出して
あれ?このデンタルは何を見ようとしてとったんだっけ・・・?
もしくは
「コレを警戒して○○したはずなのに、そのときの資料がない!」
等々
はたまた、自分は治療をしていたのでわかるが
果たしてこの発表で、どのくらい分かりやすいか・・・
兎角言葉を端折ったり、省略しがちな自分がいる事はさすがに理解しておりますが
この作業はいつも悩む事が多いです。
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治療をしていた当時を思い返すこともよくあります。
今回出題した来院者さんとは10年以上の長いお付き合いでした。
卒後2年目くらいの経験のない術者に
倍以上の年齢の社会的地位も人生経験もある来院者さん
少々技術がついて術者が天狗になっていた時期にも、うまくご来院されておられました。
初診から9年後に大幅な介入が必要になったときには、現症の深刻さからくる治療介入の大変さ
と遠方から来る大変さを思い、治療の方向性と共に眠れないくらい悩んだ記憶があります。
年齢も70歳をこえて、風邪を引いたり体調を崩されることもしばしば
それでも遠方から4ヶ月に一度のメンテナンスにいらして頂いておりました。
振り返ってみるとこの方から、様々な事を学んだように思います。
長い時間の中で、患者さんと先生という風な関係でしたが
どちらが先生だったか分からない。
自分はこの方に対して治療を通じて真摯に向き合えたのだろうか?
全力を尽くせたのだろうか?
そんなことを考えます。
発表を通じてさまざまな先生から、いろいろなご意見を聞きました。ご意見を頂いた先生方有り難うございました。
しかし今なお処置が妥当だったかは分からない。
経過が終える限りは責任をもって、健康を守る努力がしたいと肝に銘じました。
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by nooji1 | 2016-02-27 19:58 | Trackback | Comments(0)

2016/02/13 便利なもの見つけました。

デンタルをディープ際に、10枚法をまとめて撮影できる代物があります。
これはこれで便利なんですが、
1枚だけデュープするという頻度の方が多いので、何とか便利に撮影した所
東京技研の製品には1枚でデュープ出来るものがない為
試行錯誤しておりました。
ところが、どなたかのブログで偶然(多分歯科のかたじゃない??)
見つけたのがコレ
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スライドコピーアダプターというものです。
というかニコン純正・・・
昔からあったのかなあ(結構私だけ知らなくて意外と常識だったりするかもしれません)
55mm~60mmのマクロで使うものらしい
レンズ径の段差を埋めるステップアップリングも、10年前はネットで探すのも一苦労でしたが最近ではamazonで普通に買うことが出来る
便利な時代です。
手持ちは50mmなので中間リングなどでつかえるかな・・・
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by nooji1 | 2016-02-13 17:24 | Trackback | Comments(0)

2016/02/04 救歯会例会

月に一度の勉強会 救歯会例会が行われました。
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昨年から行ってきた座長業もようやく残すところ3月の1回となりました。
 今月は歯周治療に
  歯列矯正を併用した重度広汎型侵襲性歯周炎症例
   歯周治療、矯正治療、補綴と範囲が広く話題が多く出ました。
  例会前の座長会議では議論の方向付けが難しく、収集がつかなくなるのではという危惧がありました。
 事前抄録にあった歯周病患者罹患症例における矯正治療の役割を検討したいということでしたので。
討論のメインはそのあたりに持って行きたかったところ。しかし実際発表を見てみると、矯正治療前の歯周治療もかなりのボリュームでした為ディスカッション時間の前半を歯周治療、後半を矯正治療という割り振りにしてみました。
座長の立場から事前に、この症例報告の討論のポイントとなるのは、歯周病治療患者に対する矯正治療の
リスクと効果のあたりかと思っておりました。
また、歯周治療における咬合調整(歯冠形態修正?)についてももう少し広げることが出来ればとおもったのですがなかなか思った通りにいかないなと思いました。
歯周治療における矯正治療のメリットの内因性 重要性 解決性が反論に耐えること出来て
デメリットの発生過程 深刻性 固有性が同様に反論に耐えることが出来て
このメリットがデメリットを上回ったとき治療の根拠となるかとおもいます。
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事前ののじでんのシミュレーションがこれ 
 各項目の一番左は、出題者に事前に確認をしてだいたいこんな感じだったかと思います。
これらの主張にそれぞれ反論を考えて
反論の反論を考えて
さらに反論の反論の反論を考えてと反論出来なくなるまで疑似ディベートをおこない、それでも反論に耐えられたらその主張は妥当性があると考えます。
メリットデメリットが妥当かどうかを考えるとき、のじでんはこのようにしています。

重度歯周病のケースにコーヌスクローネの支台装置を用いた片顎義歯症例
隙のない症例報告事前の打ち合わせでは、あまりに落ち度がないため、議論が停滞するのではないか
という心配がありましたが、症例発表を見てみると上顎前歯部抜歯基準や、補綴精度などに議論が及びました。 健康寿命まであと10年くらいの本症例で、10年間をしっかりかめるコーヌス義歯による補綴の意義は大きい様に思います。
上顎の歯の保存に苦労しているEichnerB3症例
事前の座長会議では、セット後のトラブルと考察、再補綴と経過と話題になりそうな内容があった為楽観視しておりました・
議論になりやすいと思っていた症例報告ですが、実際の症例発表には歯牙保存と抜歯の根拠となる資料が
乏しく、抜歯になった根拠や補綴にいたる検証のしようがない状態となりました。
トラブル時の考察と根拠が甘く討論の方向性が定まらない事態に・・・
 座長の進行も精進が必要と痛感しました。
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by nooji1 | 2016-02-04 19:18 | Trackback | Comments(0)