2017/02/21 黒田勉強会

月に一度の勉強会に参加して参りました。今年の2月は第1週が救歯会スキー部。第2週がもくあみ会。先週がなんかよう会との合同勉強会。来週は因みに例会発表とすでに半分以上が終わっているのですが、振り返るととんでもない強行スケジュールでした。
今回はミニケースが2例で1例は当院から出題しました。

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治療終了が2008年なので来年終了から10年が経過する方。治療終了後様々なトラブルに見舞われました。 幸い2カ所の抜根で済んでおり、喪失は免れております。力のつよさやパラファンクションによる歯根破折やセメント質剥離。現在は明らかに咬合力が減退しておりますが、根面カリエスという別の問題に直面しつつあるようです。じっくり一症例は左右的すれ違い傾向のある、少数歯残存症例。問題点と処置方針を討論10年後の喪失と「どのような残存歯の配置が望ましくないか?」を討論しました。レポート発表は 89年歯界展望別冊「診断と治癒像を探る」から 欠損歯列の処置の客観的評価を求めて 黒田昌彦 著欠損歯列を病態としてではなく、障害モデルとして捉える先月拝読した「対治と同治」にも通じる内容です。現在でも欠損歯列の処置に対する客観的評価は存在せず、難しい問題である事が分かりました。
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by nooji1 | 2017-02-22 16:39 | 勉強会 | Trackback | Comments(0)

2017/2/18-19 欠損改変の対価

救歯会の若手の先生11名と火曜会の若手の先生の会「なんかよう会」との合同勉強会に参加して参りました。3年程前にもおこなっておりますが、なんかよう会の先生方と症例を持ち寄り診断や治療方針の是非などを討論する会です。
前日の懇親会では各会より2名の先生のお伺い症例。
自家歯牙移植、意図的再植術の術式や適応の是非。欠損歯列における咬合再構成の手順などが話題となりました。
19日は10人が出題。討論の内容は主に欠損歯列の診断 改変の是非 咬合に関する話題 自家歯牙移植についてはCBCTでの術後評価なども話題に上りました。
3年前の合同例会でも比較的話題になったのは「欠損歯列改変の是非」


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特徴的だったのはこの症例、左下の犬歯はすでに喪失。その後右下54番が相次いで喪失した時点で上顎の7番を下顎の4番相当部に自家歯牙移植。ついて左側も上顎7番を分割し下顎の5番相当部に自家歯牙移植を行い、加圧条件の減弱、受圧条件の強化と咬合支持を獲得するという処置が行われました。右下の3番を守る為に下顎前歯が崩壊して無歯顎に移行するのを守る為に欠損を改変するという点に対して討論が行われました。
少し前にGCのシンポジウムで救歯会の壬生秀明先生が欠損歯列における個別性を話題にされておられました。3年前の同合同勉強会ではこの欠損歯列改変の部分で色濃く両会の特徴が現れた瑛におもいました。やはり話題としては盛り上がる論点のようです。
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両会の先生方の様子を数枚ですが写真に収めました。終始楽しい会だったと思います。
先週のもくあみ会でも感じましたが、火曜会の若手の先生方の熱意とエネルギーの高さを実感し大変刺激をうけました。
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by nooji1 | 2017-02-18 15:53 | 勉強会 | Trackback | Comments(0)

2016/02/11-12 もくあみ会

年に一度の勉強会「もくあみ会」に参加して参りました。
 「臨床基本ゼミ」のOB会であり、「勉強したことが身につかず「もとのもくあみ」にならないようにという意味合いがあるとの事です。
 発足はかなり古く、今年で15周年ということ。勉強会としての原点に返るべく今年は日曜日も全体回ではなくケースプレゼンテーション
 が行われ、全体で14人が出題されました。
  各スタディーグループの気鋭の先生方の発表と言うことも、新人の先生の熱意のある発表もあり全体的にすごいレベルの発表だったと
 感じました。今年の臨床歯科を語る会でも分科会のテーマとなるディープオーバーバイト症例の問題についても話題が登り、一年間のはずが
 大変な浦島太郎状態を体験しました。火曜会の先生方の進化のスピードに瞠目しました。さすがエリート集団です。
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2日目にこのような書籍をいただきました。以前黒田勉強会で黒田先生にご紹介頂いた書籍で、かつて2年前と3年前に行われた長谷川成男先生をお呼びしての救歯会外来講師講演会で拝読した参考文献に幾度となく登場した論文です。まさか手に入るとは思っていなかったので大変嬉しかったです。有り難うございます。来年のもくあみ会は新潟で行われるとの事です。


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by nooji1 | 2017-02-13 16:37 | 勉強会 | Trackback | Comments(0)

2017/02/10 パンフレットを作成中です

昨年から、医院のパンフレットを亢進するべく試行錯誤しております。昨年までつかっていたパンフレットはちょうど開業時にばたばたしながら、作った物。
呈示できる経過のある症例も当然無く、若干背伸び気味のものを作って使っておりました。今年の4月でちょうど開業10年目。経過のある症例呈示もできて、ようやく身の丈にあっている医院紹介となった様に思います。
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by nooji1 | 2017-02-10 11:43 | Trackback | Comments(0)

2017/02/09 感銘を受けた本

昨年黒田勉強会に参加した折に、黒田先生蔵書を何点か頂きました。そのうちの一冊がこの本なんですが。
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朝日新聞社 朝日新聞科学部 「歯無しにならない話」
いぜんから知っていた本なのですが、なかなか読む機会がありませんで、今回手には入ったため拝読しておりました。
非常に分かり安い。歯周疾患や虫歯は「生活習慣病」であり、根本治療についてかなりの内容が割かれている書籍は初めてです。
感銘を受けるフレーズが多々でてきますが、来院者さんの病気に対する考え方と価値感、知識についてどのように接するか?日々試行錯誤し、苦心
する部分と思っていた矢先、30年以上も前に作品中に登場する豊中の歯科医 故片山恒夫先生は 歯科医が治療を成功させるためには
「心理学と教育学の原理及び技術を身につけなければならない」と説かれていたとあり。驚きました。
「日一日と歯ぐきが悪くなっていくのは、分かるのだが、どう手を着けたらいいのか。歯医者さんにもさんざん通って、この有様だ。
途方に暮れていました。」文中に登場する歯周病患者の方に対して「くどくど説明せず十分に話してもらった」という下り。恐らく傾聴と教育のバランス
が素晴らしくよいのでしょう、モチベーションをかける技術なども30年以上前の書籍とは思えない内容です。
何故治らないのかと思ったら、読んで欲しい書籍です。おそらく入手は困難かもしれませんが古本などで手に入ったらぜひ読んでみて下さい。



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by nooji1 | 2017-02-09 11:40 | Trackback | Comments(0)