2009.04.02 歯石探知力

2008.10月号の衛生士に 黒田歯科医院の品田さんが記事を書かれておりまして.大変すばらしい内容とお聞きして。読んでみました.
SRPは盲目下で行われる為、なかなか歯肉の下に隠されている部分についている歯石を落とすのは難しいです。文献的には5ミリの深さのポケットになると歯石の除去が格段に落ちてしまうとありました。
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外科処置をおこなって歯石が取り残されている部分が確認できるケースはいいですが、すべての症例でそのようにできる訳ではありません.
今回読んだ記事では、見えない部分にある歯石をどのように探知するか?がなかなか活字になりにくいような細かいところまで書いてあり感銘をうけました。歯肉で隠されている部分を、歯根の解剖学的な形態を知識としてもち、レントゲンとプローブ、探針による探知から複合的に歯肉の中の状態を立体視点としてイメージする技術ということでしょうか?
 その一つにレントゲンのトレースがあるかと思います.もう一つは探針で探ってイメージするという技術的な部分はなにかトレーニングできるものがないか考えていました.
外科処置によって、確認するという方法
保存不能歯で抜歯されたもの とレントゲン等の資料からの確認
後はレントゲン等の資料がない抜去歯の根面を隠した模型でのトレーニング等が考えられます。
そこで衛生士さんのトレーニングツールとしてこんな物をつくってみました。
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歯石のついている抜去歯を利用して 歯石の付着している最根尖部から約1mm下の部分にマークをしてここまでは付着とします.
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これだけだと埋めたとき外れますので根尖をちょっとカットして、フックを付けます.
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マークした部分までガーゼを瞬間接着剤で固定してその上の部分をユーティリティーワックスを巻きます. こんな感じにするとすり鉢j状の骨欠損になります。
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石膏でうめて、ワックスを流して、その部分をシリコーンで隠して
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出来上がり 欠損の形態にバリエーションをつけて トレーニングをして行きたいと思います.
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by nooji1 | 2009-04-02 01:50 | マイクロスコープ | Trackback | Comments(0)

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