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2010.10.02 新人衛生士歯石除去トレーニング

こんばんは のじでんです。
当院の衛生士のトレーニングは現在スケーラー(歯石をとる道具)の研磨と併行して、歯石をとるトレーニングにはいりました。歯周病の原因は細菌です。その細菌がしんで根の表面に張り付きます。
そのギザギザした表面にさらに細菌が付着して歯の周りを破壊するといわれています。
そのため歯の表面についた歯石をとる為に、よく研げたスケーラーと複雑な根の表面に器具をあてて歯石をとる技術が必要になります.
歯科衛生士の技術力が問われるところです。
先日参加したセミナーで作成した模型にマニキュアをつけ、それを落とすという実習がありました。コレにヒントを得ています.
歯の周りには本来歯肉がついていて、根の表面を見る事は不可能なため盲目下の手探りできれいにしていくスキルが必要なのです。でも新人がいきなり行う事は奇跡に近いくらい無理です。
そこで刃が根の表面に適切にあたっている感じを体で憶えてもらう必要があります.
目で見える状態で数回トレーニングしてもらい、根の表面をゴム質の材料で隠してマニキュアをとるトレーニングを本日始めました. 結果は・・・
b0112648_23595922.jpg

トレーニング後に根の表面を隠していたゴムをとると、マニキュアはまだ下の方に多量に残っています.
新卒の子の一回目にしては良い方かもしれませんが、実戦ではつかえません。
これからこれをきれいにとりきれるようになるまで、地味なトレーニングが必要になります。

トレーニングしている間に のじでんは次のトレーニング用の模型を作成します.

1.目で見る事のできる状態の根の表面に塗ったマニキュアを落とす
2.目で見る事のできない状態できれいにマニキュアを落とせる.
3.前後に歯のある状態できれいにマニキュアをおとせる。
4.連続した入り組んだ歯並びの模型で隠された根の表面からマニキュアを落とせる。
5.4と同じ事をマネキンに付けた状態でできる。
6.相互実習
b0112648_0113463.jpg

写真は4番目用の実習模型です。

このくらいできると初めて患者さんに触れる事が許されるのではないでしょうか?
しかしこの「歯石」という厄介なものは、患者さんの歯ブラシでも生産中止になった胡散臭気な某パーフェクトなんとか水でもとる事ができず、歯科衛生士という人が歯石除去を行ってはじめてとる事ができるものなのです。
時間はかかるとはおもいますが、ぜひとも患者さんの歯の周りを安全確実に良い環境にできる一流の衛生士に育ってほしいと思います.

by nooji1 | 2010-05-28 00:14 | Trackback | Comments(0)

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