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2011.08.26-28 夏合宿2

2日目のナイトセッション  間接法のブラックボックス  内面適合、外面適合、模型精度に着目してみて
企画者のU先生から数週間前に電話で発表依頼をいただいたため出題致しました。
作業模型は歯科医師よりも、どちらかというと技工士が触れている時間の長いものかと思います。
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印象材もシリコーン印象材がアルジネートに端的に優れているというように考えていた頃がかつてありました。
そして印象を採ったら技工士に丸投げという事ではあまりに技工士さんに申し訳ない。そこで「アルジネート印象に劣るシリコーン印象」等という残念な結果にならないよう印象時におきる変形を極力観察していく取り組みをしました。写真は上下シリコーン印象を様々な条件で採得して同一術者が咬合器にマウントして口腔内と咬合器上での咬合接触の違いを定性してみました。
黒い点が口腔内の接触点、赤い点が咬合器上の接触点です。はっきりとはしていませんが最右上下二つは比較的黒と赤が一致しているようにおもいます。アンダーカットと初期硬化に配慮していることが重要のようにおもいます。
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全顎で採得した印象(左上)と2/3顎で採得した印象。(右下)
気をつければ近似した状態にできそうですが、どう考えても印象範囲が小さい方が気泡や変形というエラーを巻き込みにくいのは明らか。
 でも右下2/3の印象範囲の模型を咬合器に付着する事はちょっと難しいことがわかりました。
精密な修復物をつくるためには
アンダーカット、初期硬化時の変形、脱型時の変形(はがれ、応力解放、石膏の影響)
印象範囲 に配慮した模型
それと正確な咬合記録材
が大事である事を再認識しました。

by nooji1 | 2011-08-30 02:15 | 勉強会 | Trackback | Comments(0)

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