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2014/03/18 院外勉強会に参加致しました。

月に一度の勉強会 黒田勉強会に参加して参りました。
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咬合力の強い左右的すれ違い傾向の症例の義歯補綴について他一例
欠損の問題点を挙げて、処置方針と10年後を予測する「じっくり一症例」
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比較的53歳と若く 高血圧 喫煙があり、欠損形態とともにリスクが高い症例かとおもいました。
欠損改変はせずに下顎をコーヌスによる義歯補綴をされて10年経過されておりました。
論文抄読は先月に引き続き 
「その人にとって好ましい咬合像の付与の仕方について」 東京都歯科医師会雑誌vol47 no7 H11.07
咬みしめ時の歯の変位、与えられた歯冠形態による歯の変位は、間接法による補綴をする上で必要な知識
である事を再確認しました。咬合接触点、高合近接域など補綴をする際にどのような咬合接触が与えられて
いたら歯の負担がすくないか等を再確認しました。
本文中にでてきた 主機能部位の診査法にストッピングを使う方法はとても簡便で興味深く感じます。
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たとえばこのようなハイブリッドインレーの破折症例
ハイブリッドインレーの後方にあるFCKもセット後数年でかなり広いファセットができています。堅いものをよく食べておられている方とのこと
咬合接触点はGCの30µmの咬合紙だとこうなりますが、
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主機能部位を調べるとこんな感じに当たります。
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さらに破折インレーの後方のFCKの接触はセット直後こんな感じでした。
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ちょっとずつ右上6の接触面積が広くなっていきます。
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6番の負担を考えて調整をした直後にインレーの破折がおこりました。
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手前の破折インレーがもしハイブリッドでなければ、負担を後方と分担して
終わったかもしれません。長い時間精密に咬合接触を維持していくにはこのような
材質の修復材料は不利である事が分かります。

by nooji1 | 2014-03-19 17:51 | Trackback | Comments(0)

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