2015/08/11 夏合宿こぼればなし3

K型バイトトレーを用いた咬合印象法にトライしております。
和紙を用いて上下同時にシリコーンでまず予備印象
b0112648_22155097.jpg

勝手がよくわからないので、術前にブルーシリコーンで近接域や接触の状態をみておき
比較をします。
この被験者の方はかなり再現性良く同じ様にいつも噛んでくださいます。
印象材はレジン個歯トレーですが、サンキンのアクアジル
本当は個歯トレー圧接時の印象圧が一番手になじんでいるトクソーインプリンシス
を使いたいところですが、口腔内保持7分はとても嵌合位を維持できないと判断
4分くらいのものを選択しました。
おかげさまで個歯トレー内面の間隙をどのくらいにしたらいつもの印象圧くらいになるか
全く分かりませんでした。
なんとか採得できたのでラボへ送り、数日後にラボから電話がかかってきました。
聞くと「上下の模型の間に石膏がながれてしまった」とのこと
戻ってきた印象と咬合器にマウントされた模型をよく見てみると、和紙とシリコーン印象材が接着していない!
b0112648_22231315.jpg

しかも採れたかとおもった個歯トレーも接着性が落ちているようで、石膏が個歯トレーの
マージン部に残っておりました。
時間的にはもうひと月をきっている・・・。
今回の比較実験のプロトコールは
印象採得
ラボで咬合器付着
一度クリニックに戻してもらい
改めて某歯科メーカー本社に送り、光学印象→CAM
E-max CAD をクリニックに納品後
再びラボへ
E-max press をクリニックに納品
クリニックで同一被験者に対して比較 という行程となっている為
日程的にぎりぎりなのです。すこーしこのまま帰ってきた模型で進めようかという悪魔が耳元でささやきます。
被験者は通常の来院者ではなく、テストに理解して協力していただける方ですがアポイントの都合もあります。
しかし
この行程でエラーをしてしまうと、後の比較は意味がなくなってしまいます。
自分のクリニックだけの試験なら、失敗ですむかもしれませんが
今回は善意で協力していただいているラボと某材料メーカーの双方を比較してしまうという形になってしまい
ました。
自分がいい加減な事をして人様を評価をするような人、私大嫌いなんです。
なので再印象(ついでに再形成)から戻る事にしました。
果たして間に合うのでしょうか(笑)
[PR]

by nooji1 | 2015-08-11 21:05 | 補綴 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://nojiden.exblog.jp/tb/24792147
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]