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2016/05/11 救歯会に参加して参りました。

月に一度の勉強会 「救歯会例会」に参加して参りました。
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 本日は新人発表となるN先生を併せて4例の症例報告となりました。
一症例目 保存疑問歯を支台歯としたEichnerB3症例
 初診当初疾病認識がひくい、下顎欠損先行症例。長い遊離端を抱えており
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下顎無視顎への懸念もある。欠損形態の変更を行わずに下顎をコーヌス義歯による補綴を行った18年経過が出題されました。
18年後右側の7と4を失いましたが、咬合力が弱く80歳をこえて
今後の経過は緩やかなものと考察がなされました。
最初の治療計画を立てる際に、口腔内所見や歯式上での欠損形態はインパクトが強いため過剰介入
過剰設計となることが懸念されます。口腔内の観察や、仮義歯での変化を細かく観察する事が大事の様に思います。
二症例目は咬頭嵌合位の回復と保持に努めた12年の症例
 初診時79歳の女性の方。
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 年齢も欠損形態も1症例目とはまるで違うかたです。
  一症例目の出題の最後の年齢が、この方の初診時ととらえると、どのあたりまで積極的に治療介入するのが
ベターか迷います。コーヌスクローネは義歯の挙動が少なく、よくかめる様になるとは思いますが、治療ステップが煩雑な上、当症例は人生の終盤で介護が必要となったとのこと。当然通常のクラスプ義歯よりはメンテナンスはしやすく介護につくかたもお手入れがしやすいかと思います。しかし義歯補綴の手段としては特殊で、修理や調整が難しい為、人生の終盤の補綴としてはなかなか取り扱いが難しい物にならないかという心配があります。
 3症例目天然歯を守るためにインプラント治療をした1症例
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歯周疾患罹患患者に歯周治療を施し欠損部にインプラントを埋入した症例
  タイトルにも事前抄録のキーワードにも歯周治療に関連したタームがなく、話題にしたい内容は(恐らく歯周治療がメインのように思えましたが・・・)内容が不鮮明に思いました。 歯周治療がメインとなるのであればレントゲン写真が画質、規格共に今一歩という所かと思いました。しかし卒後3年目での施術ということも、内容も充分に汗をかいて悩んだ症例報告かと思いました。

4症例目はパラファンクションに翻弄され続けた 24 年経過症例
 長い経過と咀嚼やパラファンクションに崩壊していく様子がわかりました。
失活歯がインプラントが破折していく・・・。材質の損耗スピードの違いや補綴物の強度、失活した歯牙のグレードなど考えなければ成らない事は多い。なにより失活にさせないことの重要性を再確認しました。

by nooji1 | 2016-05-12 13:13 | Trackback | Comments(0)

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