2018/07/07-08 臨床歯科を語る会に参加して参りました。

一年に一度七夕の日に行われる臨床医の勉強会「臨床歯科を語る会」に参加して参りました。
この会に参加し出して10年が経ちました。臨床歯科を語る会は毎年「新人発表」があります。
事前にエントリーされた若手の先生が大会場で著名な先生方を前にして発表するという代物なのですが、
今年の新人発表は救歯会からはおりませんでした。前夜に救歯会の先生方が集まって発表の予演を行うのが
毎年の恒例です。前夜祭後の予演会は今年はないかと思っていたのですが・・・
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やはりやるんですね(笑)
だれの予演会かというと、救歯会の太公望「月山先生」の発表です。
臨床歯科を語る会は勉強の他に「趣味」を紹介する会があります。このような歯科と関係ない発表でも全力で取り組むのは救歯会の良いところです(笑)
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救歯会のスキー合宿でも感じますが、月山先生の趣味への情熱と緻密さは仕事でもこのような感じ何だろうなという事を想像させます。
明けて土曜日の全体会
 まず菊川先生の新人発表時の映像と写真と共に、追悼の時間がありました。
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新人発表後の全体回は、火曜会 金子一芳先生 「歯科臨床60年」 
40年経過、50年経過症例はなかなか見る事ができません。貴重な資料であると共に、金子先生が取り組んで来られた事がまとめられておりました。恐らくもう聞くことはできない内容だったかと思います。
ご発表に伴い、このような抄録を頂きました。
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事前抄録とはおもえない丁寧な作りのそれは「書籍」でした。金子先生の現在に至るまでの「試行錯誤」が全て描かれており、大変分かり易く拝読する事ができます。 間接法や補綴精度の取り組みは、全顎補綴という頂きに達し補綴主体の時代の臨床は更に、欠損補綴や新たな材料、技術への挑戦へと連綿とつながる一連の「思考過程」である事がよく分かります。偉人の所作にため息しかでない訳ですが観察して考えるスタンスをまねて行きたいと思いました。
臨床歯科を語る会ではポスタープレゼンも行われます。写真は救歯会の吉野先生。移植歯の疫学調査とご自身の代表症例を発表されていました。

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学会のポスタープレゼントと違う点は「ギャラリーにとても有名な先生方がなぜか多数いること」(笑)写真中央は「線を引かない歯科臨床」の著者 押見一先生 奥には富山剣の会の牧野先生。


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午後は分科会が3つ開催されます。
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 のじでんはCAD/CAMと接着 現状と未来への期待という分科会に参加しました。金子先生の「未来憂慮期」とのコントラストが気になります。 メタルフリーへの流れは世界的に止まらないようにも思いますが、補綴や間接法を学べば学ほど金子先生の論文にあった「期待と蹉跌」という感情が芽生えます。挑戦する事の大事さも感じられました。
 余談ですが302のこの部屋の奥側をこの画角でとるとなかなかかっこいいなと毎年思うようになりました。
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プレゼンでは、スカイプを使った沖縄からの発表や、光学印象を用いた「直接法」による補綴など新しい手法が紹介されておりました。
修復物の経過がどのように推移していくかが興味深いところです。
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分科会を支えた実行委員の先生方お疲れ様でした。
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土曜の終わりの懇親会の様子。今年から新しく参加される実行委員の面々
救歯会からは名村先生が参加されます。(写真左から2人め)菊川先生の遺志を継いで頑張って下さい。
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懇親会後の「趣味の部屋」の様子。3人の先生方が発表されていました。写真奥は天草でご開業されている松田先生。3先生とも大変面白いお話を聞かせていただきました。
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冒頭の月山先生のご発表も大変盛況でした。月山先生お疲れ様でした。
例年多くの事を学ぶ会ですが、今年も多くの事を学び、多くの刺激をうけて参りました。



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by nooji1 | 2018-07-09 18:09 | Trackback | Comments(0)

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